オーディオのイシノラボどっとこむ アンプや真空管などのオーディオパーツの通販サイト!オーディオ機器の修理!

イシノラボ オーディオ関連商品通信販売(オリジナルアンプや、真空管・コンデンサなどのオーディオパーツ)

マスターズ オーディオを含むエレクトロニクス商品企画・開発・設計・製作・販売・コンサルティング・修理・サービス

ホーム  >  店長のブログ  >  オーディオ製品の価格
一言ご紹介
【MASTERSブランド】
CA-888PZBシリーズ
CA-888PZBシリーズ
プリアンプ用Zバランス回路搭載!
フルバランスプリアンプ!
アクリル仕上げフロントパネル!
人気記事リスト
  1. 最近修理したサンスイアンプについて
    2012年1月12日(木)
  2. トランス式アッテネータ・パッシブプリアンプ MASTERS ATT-900シリーズ
    2010年7月18日(日)
  3. 我が家のオーディオ装置から、やっといい音が出る!!
    2011年1月16日(日)
  4. すぐれたロータリースイッチの存在でMASTERSパッシブプリアンプが成立している
    2013年4月6日(土)
  5. バッテリー電源に使うバッテリーを充電するには!?
    2010年4月6日(火)
  6. パッシブ・プリアンプで体験したこと
    2010年12月31日(金)
  7. 弊社製品の安さの理由とオーディオ機器の価値
    2011年2月12日(土)
  8. カスタムアンプ“MASTERS CA-999FB/super A custom”のユーザー様からのレポート
    2011年6月4日(土)
  9. 究極のリアルサウンドが聴けるか!マスターズのパッシブ・プリアンプ
    2010年10月23日(土)
  10. 評価の高いプリメインアンプ“MASTERS AU-880L”
    2011年6月26日(日)
  11. 昨今のビンテージ真空管事情
    2011年11月19日(土)
  12. 新開発の真空管整流電源によるトランジスタ・フォノEQアンプ
    2012年1月19日(木)
  13. ビンテージ管45(直熱3極管)搭載プリアンプ“MASTERS CA-45S CUSTOM”の更なる改善
    2010年9月26日(日)
  14. 真空管パワーアンプ 6AS7Gppアンプ製作
    2010年7月8日(木)
  15. オーディオを節電しつつ楽しむには
    2011年3月21日(月)
  16. NFBアンプを考えてみよう!
    2013年12月25日(水)
  17. 新開発!Zバランス回路(Xバランス回路の改良版)!
    2012年8月12日(日)
  18. ホーンシステム・ユーザーさんに有益な情報!
    2010年5月22日(土)
  19. トランス式パッシブプリアンプ“MASERS CA-999FBS”を納入致しました!
    2011年9月7日(水)
  20. バッテリードライブ・バランス増幅アンプ“MASTERS BA-225FB/MOSyFB”を製作中
    2010年8月18日(水)
  21. 高能率スピーカに最適のアンプとは?
    2012年5月14日(月)
  22. “MASTERS BA-225FB/MOSy”誕生!
    2008年5月6日(火)
  23. 300Bを4本採用したフルバランス・プリアンプのカスタム製作
    2008年9月28日(日)
  24. 真空管アンプによるフルバランスシステム 試聴報告
    2008年10月7日(火)
  25. バッテリードライブ・MC用バランス増幅フォノイコライザーとバッテリードライブのこと
    2011年8月13日(土)
  26. 特注ミニパワーアンプ“MASTERS BA-350”製作
    2010年7月8日(木)
  27. WestRiverアンプ試聴会レポート
    2010年9月16日(木)
  28. がんばろう! 日本。そして、50Hz地域の方は節電しつつ、オーディオを楽しもう!
    2011年4月10日(日)
  29. MASTERS BA-225FB/MOSのバランス増幅
    2007年4月8日(日)
  30. トランス式パッシブ・プリアンプとバッテリードライブ・パワーアンプの絶妙なコンビネーション
    2010年11月27日(土)
  カテゴリー ‘オーディオ製品の価格’ のアーカイブ
 店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

ブログのホーム


オーディオ製品の価格

オーディオ製品の価格

7月号の“ステレオ”誌を眺めていたら、評論家・石田善之さんが“1桁高額化してしまったのはいかがなものか?”と言う感想を書かれていました。
私も同感です。振り返って、MASTERSブランドの価格は安いと思います。これまで、安すぎるというコメントがあっても、まけてくれというお話は皆無です。経営規模が零細ですし、利益をあげようとする気持ちもありません。
けれども、ある程度の規模の会社、また、今後成長しようとする経営者はそうはいかないと思います。

価格はどうやって決まるのか?

皆さん、TVやラジオショッピングで、通販でお買いになる機会は少なくないと思います。私もつい、食べ物などを注文してしまいます。
常識的にこのようなショッピング形態では、放送側は価格の50%程度を取ると言われています。
ですから、放送側のPRタレントは懸命に売り込むのです。また、“そうしていかないと採算が取れない”と放送局側は言います。

さて、オーディオ製品はどうなっているのかを私の推測で記述したいと思います。

輸入オーディオ製品

例えば、ヨーロッパブランドのスピーカーを輸入するとしましょう。
仮に、FOB(船積価格)が¥100万だと、輸入代理店は運賃、保険料、通関手数料、倉庫費用がかかります。これで¥120万になったとしましょう。
そして、カタログ、宣伝、販売店への輸送料等で、¥130万になったとしましょう。この費用から、定価は、60%~70%の名目利益を取って計算すると、¥325万~¥433万になってしまいます。
もちろん、輸入代理店は、販売店には65~70%掛け程度で納入すると、販売店側の粗利は¥98万~¥173万、その粗利幅は代理店側の経営判断によるでしょう。
一方、販売店は販売店間の競争があるので、定価からの割引販売が常態化しています。
一般的に販売店は定価の26%程度が継続経営の目安とされています。従って、割引率が2割とか2割5分とか言うと、経営的には苦しくなります。
実売¥260万~¥325万になります。
となると、よほどの富裕層でないと買えないでしょう。私の予測では、オーディオ富裕層は全国で500人くらいでしょう。
もう少し、関係者の皆さんは努力されないと、いわゆる“新品オーディオ”マーケットはじり貧になってしまいます。今や、オーディオショップは、全国100~120店舗程度と少なくなっています。

最近、輸入製品で、中国生産が主体となっている海外ブランドのスピーカー等は、元々の製造原価が極めて安く、さらに数量が多くなると、量産効果により、さらに安くなります。
そうなると代理店もある程度の数量が売れると想定して、思い切った定価をつけることができます。販売店に言わせれば、販売利益は薄いと言いますが、それほど値引きしなくとも販売できるとすれば、良い循環になるのではと思います。私も購入してみたいと思うほど、CPの高い海外スピーカーがあります。

国内オーディオ製品

国内販売を主力としている国内ブランドは、定価に対する粗利は30~40%と割と良心的と思います。今や、数少ない国内老舗ブランドアキュフェーズ(国内資本会社),デノン,LUX,オンキョーの価格はリーズナブルと感じます。
そのうえでの15%OFF程度の実売はそれなりに売れれば健全と思います。何とか、オーディオファイルの方も下取り等で、入手できそうです。

ところが、海外を含めたビジネスを展開しようとすると、海外代理店は日本の業者よりも利益を要求すると言われています。
また、輸出する際、輸出業務を委託する代理店を使うと、その代理店に納入した価格に上乗せして、輸出することになります。
しかも、情報が世界中に広まる時代ですから、海外業者は内外価格差を理由に輸出価格引き下げを要求してきます。
おそらく、アキュフェーズは世界最高の技術・作り・完成度でありながら、輸出実績は非常に少ないと思います。国内価格をリーズナブルに維持したいと思っているように推測します。

そうなると、仕方なく、国内定価をアップさせれば、海外業者はビジネスできるようになるわけです。“日本国内で買うのと同じような価格だ!”、“これなら、ビジネスできる。”
このような現象は一部カートリッジ、真空管アンプブランドに見受けます。
マイソニックの松平さんでさえ、“カートリッジの価格が高くなり過ぎた”と、最新号のオーディオ誌で述べています。
この傾向に組みしないのがデノンDL-103系カートリッジです。海外ではビジネスにならないと、海外業者からのお声はかからないと聞いています。また、老舗オルトフォンもSPUカートリッジほか、リーズナブルな日本国内定価です。よって、上記2機種は良く売れているそうです。
このあたりの事情を組んで、皆さん、オーディオ趣味を楽しんで下さい。

ちなみに、MASTERSアンプはリーズナブル価格で継続(大きく広げる気はありません)することだけを考えて、1台、1台、製作しています。
最後に、MASTERSアンプは他のアンプとは異なる特長を備えていますので、そのあたりにご注目下さい。まだまだ、ユニークで、優れたアンプを製品化する意欲でいっぱいです。

(注)驚くお話:1970年代、上述の松平さんが勤務していたカートリッジ会社から、山水はセパレートステレオ用カートリッジにMCカートリッジ(昇圧トランス付き)を2000台/月ペースで注文して、松平さん達は懸命に作ったそうです。そのときのMCカートリッジ単価は、¥3,000程度ではなかったかな?とおぼろげに思い込んでいます。(その頃の初任給は¥4万くらいだったでしょうか!?)

ある程度(300個程度)のロットで作れば、カートリッジ原価はぐんぐん下がるのです。


ブログのホーム


Copyright © 2003-2017 ISHINO LAB. © 2003-2017 MASTERS All rights reserved.

Valid XHTML 1.0 Transitional  Valid CSS!   Microsoft Internet Explorer  Google chrome  Mozilla Firefox