オーディオのイシノラボどっとこむ アンプや真空管などのオーディオパーツの通販サイト!オーディオ機器の修理!

イシノラボ オーディオ関連商品通信販売(オリジナルアンプや、真空管・コンデンサなどのオーディオパーツ)

マスターズ オーディオを含むエレクトロニクス商品企画・開発・設計・製作・販売・コンサルティング・修理・サービス

ホーム  >  店長のブログ  >  MASTERS AU-700BD
一言ご紹介
【MASTERSブランド】
BA-218FB/P
BA-218FB/P
パーマロイコア採用出力トランス搭載!
フルバランス増幅真空管パワーアンプ!
アクリル仕上げフロントパネル!
人気記事リスト
  1. 最近修理したサンスイアンプについて
    2012年1月12日(木)
  2. トランス式アッテネータ・パッシブプリアンプ MASTERS ATT-900シリーズ
    2010年7月18日(日)
  3. 我が家のオーディオ装置から、やっといい音が出る!!
    2011年1月16日(日)
  4. バッテリー電源に使うバッテリーを充電するには!?
    2010年4月6日(火)
  5. すぐれたロータリースイッチの存在でMASTERSパッシブプリアンプが成立している
    2013年4月6日(土)
  6. パッシブ・プリアンプで体験したこと
    2010年12月31日(金)
  7. 弊社製品の安さの理由とオーディオ機器の価値
    2011年2月12日(土)
  8. カスタムアンプ“MASTERS CA-999FB/super A custom”のユーザー様からのレポート
    2011年6月4日(土)
  9. 究極のリアルサウンドが聴けるか!マスターズのパッシブ・プリアンプ
    2010年10月23日(土)
  10. 評価の高いプリメインアンプ“MASTERS AU-880L”
    2011年6月26日(日)
  11. 新開発の真空管整流電源によるトランジスタ・フォノEQアンプ
    2012年1月19日(木)
  12. 昨今のビンテージ真空管事情
    2011年11月19日(土)
  13. ビンテージ管45(直熱3極管)搭載プリアンプ“MASTERS CA-45S CUSTOM”の更なる改善
    2010年9月26日(日)
  14. 真空管パワーアンプ 6AS7Gppアンプ製作
    2010年7月8日(木)
  15. 新開発!Zバランス回路(Xバランス回路の改良版)!
    2012年8月12日(日)
  16. オーディオを節電しつつ楽しむには
    2011年3月21日(月)
  17. トランス式パッシブプリアンプ“MASERS CA-999FBS”を納入致しました!
    2011年9月7日(水)
  18. ホーンシステム・ユーザーさんに有益な情報!
    2010年5月22日(土)
  19. バッテリードライブ・バランス増幅アンプ“MASTERS BA-225FB/MOSyFB”を製作中
    2010年8月18日(水)
  20. NFBアンプを考えてみよう!
    2013年12月25日(水)
  21. 高能率スピーカに最適のアンプとは?
    2012年5月14日(月)
  22. “MASTERS BA-225FB/MOSy”誕生!
    2008年5月6日(火)
  23. 300Bを4本採用したフルバランス・プリアンプのカスタム製作
    2008年9月28日(日)
  24. 特注ミニパワーアンプ“MASTERS BA-350”製作
    2010年7月8日(木)
  25. バッテリードライブ・MC用バランス増幅フォノイコライザーとバッテリードライブのこと
    2011年8月13日(土)
  26. WestRiverアンプ試聴会レポート
    2010年9月16日(木)
  27. 真空管アンプによるフルバランスシステム 試聴報告
    2008年10月7日(火)
  28. がんばろう! 日本。そして、50Hz地域の方は節電しつつ、オーディオを楽しもう!
    2011年4月10日(日)
  29. MASTERS BA-225FB/MOSのバランス増幅
    2007年4月8日(日)
  30. トランス式パッシブ・プリアンプとバッテリードライブ・パワーアンプの絶妙なコンビネーション
    2010年11月27日(土)
  カテゴリー ‘MASTERS AU-700BD’ のアーカイブ
 店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

ブログのホーム


高能率スピーカに最適のアンプとは?

オーディオファイルの方の中で、マルチチャンネルでオーディオシステムを構築して、特に、ミッドレンジ、ハイレンジに110dBを超えるホーンドライバを使っている方は少なくありません。

110dBの音圧というと、ジェット機の大轟音に匹敵するもので、このようなものすごい大きな音を1Wの入力で出してしまうのですから、驚くほかありません。したがって、これらのドライバーの最大入力(音楽ソースで)スペックは5Wが限度と規定されていることが多いのです。オーディオ界を見渡すと、ホーンドライバにマッチしたアンプがないのではないかと思います。どう考えても、アンプ出力は2Wもあれば充分です。2Wですと、1m離れて113dBの大音量が鳴らせるので、2m離れても6dBダウンの107dBの大きな音になります。
ちなみに、4月29日に開催された“ウエストリバーアンプ”の視聴会で、音圧計で音の大きさを測定しましたが、フォルテシモ(ff)のところでも、2m離れて85dBでした。1mのところでは、6dBアップの91dB出ていたことになります。
このスピーカの効率は87dBですので、アンプは1W出すと87dBの音が出て、さらに、4dBアップの91dBでは、アンプ出力は、概算2.3倍くらい、2.3Wの音を出していたことになります。このレベルの音は、近所迷惑であるような大音量です。
通常の皆様のヒアリングレベルは、スピーカの効率を88dBくらいとして、せいぜい0.1~0.5Wくらいです。その代わり、小さいレベルで聴いているのですから、ノイズは気になるはずです。S/N比よりも、残留ノイズが音楽再生の質に影響します。
もっとも、“ホワイト・ノイズが好きだ!”という方もおられるので、それはそれで、よろしいと思います。

最近、パワーを落として、かつローノイズのカスタムアンプのご注文をいただきました。プリメインアンプ“MASTERS AU-880L”,プリメインアンプ“MASTERS AU-890L”、コンパチブル・プリメインアンプ“MASTERS AU-700BD”等は、究極のローノイズを実現しておりますが、今回はさらにウルトラローノイズを目指して、パワーは2W+2Wあれば充分というリクエストに応えるべく検討開始して、近々実現する予定です。価格も、他ブランドに比べて低価格を実現するつもりです。

写真は、最近納入したバッテリードライブの8W+8W、高域用スピーカネットワークを内蔵したカスタムパワーアンプです。“MASTERS BA-208BD CUSTOM”といいます。バッテリードライブならば、このようにコンパクトに作れます。
また、100V電源内蔵アンプでも、2W+2Wですと、アイドリング電流をAクラス領域まで流すことは、ケースを一回り大きくしてヒートシンクを大きくすることにより可能です。少し熱くなるのは省エネの面から避けたいという方には、ABクラスのバイアスを掛けて、ホーンスピーカ向けアンプを実現することができます。

様々なカスタムアンプ、オンリーワンアンプの製作も可能ですので、興味をもたれた方は是非お問い合わせください。

MASTERS BA-208BD CUSTOM


バッテリードライブアンプの特長

イシノラボの工房に視聴に来ていただければ、同じ回路のアンプで、商用電源とバッテリー電源とを聴くことができます。

プリメインアンプ“MASTERS AU-880L”,プリメインアンプ“MASTERS AU-890L”にしても、大好評をいただいておりますが、ひとたびバッテリードライブのサウンドを聴いてしまいますと、そのピュアさに虜になった方が多いです。コンパチブル・プリメインアンプ“MASTERS AU-700BD”がその代表例です。バッテリードライブアンプの素晴らしさと、100V電源でも素晴らしいサウンドを楽しめるコンパクトなアンプです。

巷では、電源ケーブルやクリーン電源などが話題になっております。けれども、商用電源を整流してクリーンな直流にするのは、やさしくありません。けれど商用電源は、やはり使い勝手がよろしいので否定はしませんし、私も、そういいながら商用電源で聴くことのほうが多いのです。
バッテリーはクリーンなだけでなく、車のセルモーターを始動するだけの多量の電流(瞬時に100A以上流せる)電源インピーダンスの低さがあります。そのあたりがサウンドにも表れるのでしょう。清らかな中に、パルシブなサウンドの立ち上がり感、立下り感の表現には思わず唸ってしまいます。±12V電源で動作させていますので、バッテリーは2個必要で、-電源側の充電には、充電器の+側をグランド側に、アース側をー側端子に接続して充電する必要があります。このことは、一度理解すれば間違うことはないでしょう。


オーディオを節電しつつ楽しむには

東日本大震災の影響で、東京/東北電力地区在住の方々には、一層の節電が望まれます。

オーディオ好きの皆様は、ヘッドフォンヒアリングで済ますのもひとつの解決法です。けれども、少しはスピーカからのサウンドも聴きたいことと思います。
そこで、“オーディオ機器は実際どの程度の電力がかかるのか?”について述べてみたいと思います。

アンプのリア面を見ると、PSE表示で消費電力が記載されていますが、これはPSE試験法での電力消費量で、実際の使用にはそれほどマッチングしていません。
具体的なPSE試験条件は(1)電源電圧は+10%とします。(2)入力信号は1kHzを8波、出力がクリップする出力を加えますが、8波のあと24波の休止期間があります。(3)負荷はそのアンプの許される最低インピーダンスとします。
このPSE規定は、安全面を重視してこのような最大出力で音楽を聴くことを想定していますので、ユーザーのみなさんの実使用時のアンプ消費電力とは違います。そこで、実際の使用条件での消費電力について、述べます。

  1. 真空管アンプの場合: 真空管アンプのヒーター電力は、入力信号に関係なく消費されます。EL34のプッシュプルアンプなら、ヒーター電力だけで60W程度消費されます。それにプレート電流消費が加わるので、120W~160Wくらいは常時消費します。2A3シングルのアンプではどうでしょう?ヒーター電力は30W程度、プレート電流消費は50W程度、80Wくらいは消費します。真空管OTLアンプでは、効率が悪いので、200W以上消費する場合が多いです。これらの数値は、こちらには電力計があるので確認済みです。
  2. 半導体アンプの場合:
    1. 消費電力は、動作条件で大きく変化します。常時、最大出力と同じコレクタ(ドレイン)電流を流すAクラスアンプの消費電力は、非常に大きくなります。この熱は音を出しても出さなくとも同じような消費電力になり、音を出さないときの(節電の観点から)無駄な電流は全て熱となります。冬季のストーブの代わりならば、それはそれで役にたっていると思います。50Wクラスのステレオアンプで200Wは超えると思われます。
    2. 出力が大きいアンプはアンプの電源電圧が高いので、同じアイドリング電流でも電力は電圧×電流になりますから、AB級アンプでも、音を出さないときでも消費電力はそれなりに消費します。大体100Wクラスのアンプで、30~50Wくらいとなります。従って、出力の小さいアンプは電源電圧が低いので、音を出さないときの消費電力は小さくなります。ちなみに“MASTERS BA-225FB/MOS”で10W程度です。“MASTERS AU-700BD”,“MASTERS AU-880L”では5~6W程度です。
    3. それでは、音を出して聴いているときはどうでしょうか?皆さんの聴いている出力は効率88dB程度のスピーカで、平均、せいぜい0.5W程度です。それでもパワーの大きいアンプは、小出力のときの効率は10%以下に落ちるので、意外と消費電力は大きくなり、音を出さないときの電力に10W程度は加算されるケースが多いです。ところが出力の小さいアンプでは、パワーの大きいアンプに比べ、効率が20~30%程度でそれほど低下しないので、2~3W程度加算されるくらいです。
  3. Dクラス(デジタル)アンプの場合: Dクラスアンプは、音を出さない時は原理的には電力は消費しないことになっていますが、それではスイッチング時に過大電流が流れ、アンプが壊れてしまうので、デッドタイムコントロールと称して、いわゆるアイドリング電流を流す必要があります。また、効率も最大出力時に最高(80%くらい)になりますが、小さい音のときには効率は20%くらいに下がりますので、思ったほど消費電力は下がりません。但し、小出力(10W程度)のDクラスアンプなら、2~3Wの消費電力になります。
  4. プリアンプの場合: 半導体大型プリアンプでは50~60W程度消費しています。当然パッシブプリアンプでは、消費電力はゼロになります。

真空管アンプは、節電の観点からは不利な形勢です。また、Aクラスアンプも同様です。そうなると、5W~10WくらいのアンプでALTEC,JBL,TANNOYのような、ある程度の大型スピーカならば、バンバン、ガンガン鳴らしても、10W以下の消費電力で済むでしょう。
上記のような考慮は、これまでほとんど必要がなかったことですが、このような非常事態時には、オーディオ趣味も生活あってのものです。参考になれば幸いです。
ちなみにデスクトップパソコンは意外と消費電力は大きく100W近く消費します。使わないときは、電源を切りましょう。


“MASTERS AU-700BD”をバランスアンプとして使用する

コンパチブル・プリメインアンプ“MASTERS AU-700BD”の話題です。

このキュートなアンプをお買い上げいただいた水戸市にお住まいのM様から、“素晴らしいパーフォーマンスが得られた”との嬉しいお知らせがあり、“ついては、もう1台、買いたい”とのお話がありました。

“どうされるのですか?”とお尋ねすると、“2台揃えて、バランスアンプ動作にして、結果的にモノラルアンプにします!”との方針をおしゃられました。大変、合理的な考えであるし、このアンプの活用性を見抜かれたことに感心しました。

そこで、正式にオーダーをいただき、でき上がりました。性能・音質を確認する上で、すでに納入した1台を返送していただき、同じような電気的性能・音質となるように調整・確認しました。

次はいよいよバランスアンプ動作のテストです。パワーは、トータルして3倍以上で、バッテリーでの動作の場合は18Wで、電源ユニットでの動作では25Wでるようになりました。(電源ユニットでの動作では、電源電圧をアップさせられるので、パワーは上がるのです。)

そして、ヒアリングです。最初はバランス出力付きのCDプレーヤーにダイレクトに接続です。(もちろん、XRL~RCA変換ケーブルは作りました。)パワフルで澄み切ったサウンドは大変な魅力です。電源ユニット動作接続で、すばらしいパフォーマンスが得られました。これは、やはり、L/Rの電源が干渉しないモノアンプ、そしてバランス増幅のメリットがあるのでしょう。

ニュー・ミュージック,ジャズ,クラシックと、次々と聴き続けること2時間。満足感に少し浸りつつ、次はバッテリー電源による動作を聴く事にしました。バッテリーユニットを2基用意できたので、L/R独立電源バッテリーによるモノラルアンプ、バランス増幅アンプによるサウンドを聴くことにしました。

バラード風な音楽再現は、何という澄み切ったサウンドでしょう!清らかな清流を感じる!大して涼しくもないヒアリングルームに涼風が流れる感触です。そして、パワフルな部分、例えばストラビンキーの“春の祭典”におけるグランカッサ(大太鼓)の一撃には度胆を抜かれます。更に、ビル・エバンスのジャズ名演、それもライブ音源には迫真のライブ感を感じます。各楽器の分離も明確で混濁することはまったくありません。

バッテリー電源では、±12Vなので、パワーは18W程度と低下しますが、バッテリーのレギュレーションは素晴らしく、パワーを上げても、アンプ電源の変動は、繋いでいるケーブルの10mΩ程度の抵抗による電圧低下だけです。それさえも、良質な電源用ブロックコンデンサを搭載しているので、見事にカバーします。

AU-700BDは入手しやすい価格(税込¥50,400:アンプ本体)ですし、コンパクトでスペースを取らないメリットもあります。回路の工夫で電源ON時でのアンプの立ち上がりはスムーズなので、SP用リレーは排除することもできました。また、このアンプをモノアンプにするとか、バランス変換回路を搭載するなど、カスタム仕様もリーズナブルな費用で可能です。

MASTERS AU-700BD

MASTERS AU-700BD

MASTERS AU-700BD


コンパチブル・プリメインアンプ“MASTERS AU-700BD”の実力

コンパチブル・プリメインアンプ“MASTERS AU-700BD”について考察してみましょう。

最近、このキュートなアンプに多くの関心が寄せられています。

今、ブログを書きながら、聴いています。歯切れが良く、明快で、分解能が良く、反応も抜群です。POPS、ジャズ、クラシックも、バロック、室内楽にも最適ではないでしょうか?

また、高効率スピーカからは本当の静寂に、炸裂するサウンドを聴けるでしょう。

そこで、落ち着いて、このアンプの電気的性能の測定を思い立ちました。
まずは、電源はAC100Vの電源BOXから供給される方式で行いました。

【図1】に示すのが、周波数特性です。これは、10~100kHzまでの周波数応答を測定したもので、10~100kHz±0.5dBで、フラットです。これは、優秀なアンプならこのくらいの値を示すので、そう珍しくはありません。

【図2】に示すのが、何と1mWから10Wレンジまで、ひずみを測定したものです。通常の測定データですと、100mWで済ませてデータがあります。100mWと言うと、(8Ωなら)1V近くの出力があるのですから、90dBのスピーカでもがんがん音が出ます。
そこで、わたしは、1mWまで測定することを試みました。10mW(8Ω)で0.28Vですから、10mWなら性能の良いひずみ率計ならば測定できます。わたしの使っているHP8903Bは、更に10dB以上少ない電圧でもひずみ測定が出来ます。
1mWは0.086Vですから、何とか、測定できました。それ以下はHP8903Bでは測定不能です。
また、ひずみの測定は、ノイズもひずみと一緒に測定するので、ひずみ率計のローパスフィルターの値がひずみデータに影響します。AUDIOPRECISIONの自動測定器のように、ローパスフィルターを20kHzにして、10kHz以上のひずみ成分が測定できす、結果的に良いデータがとれる業界向けの測定器もあります。

さて、ローパスフィルターは80kHzとして、ノイズ成分の有害として、ワイドバンドでひずみを測定しました。
【図2】のデータで素晴らしいのは、1kHzと10kHzのひずみがほとんど同じ値を示したことです。普通は、高域になるとデバイスの高域特性の影響でNFBが減り(減らし)、ひずみが多くなるのが普通です。
AU-700BDでは、それはほとんど一緒で、しかも極めて低い、優秀な結果を示しました。また、残留ノイズが少ないので、何と24.4μVを記録しました。この値は真空管アンプが1mVの残留ノイズとすれば、1/40の低さです。半導体アンプは300μVくらいですから、これと比べても、1/10以下です。
従って、深夜、ニアフィールドで聴いても、まったくノイズは聴こえません。
また、110dBという高効率ホーンドライバーでも、ノイズは聴こえません。

静けさの世界があります。皆さんが105dBくらいのALTECスピーカで聴いたとしても、静けさは保てます。85dBくらいのスピーカで聴いたとしても、その音の大きさは100mW(±20dB)で充分なのです。
本格的なオーディオルームがあるとしても、平均レベルは1Wならばとても大きいほうです。
要は、微少なサウンドには人間の聴覚は危険を感知する本能から鋭敏です。大きな音になると、鼓膜を守るためにブロード(それほど精密ではありませんが)なのです。従って、微少レベルのクリーンさ、ひずみのなさが重要なのです。

ここで、数字が分かりにくいというご感想も頂いていますので、参考に表を示します。
前提として、負荷抵抗(スピーカ)は8Ωとします。

パワー 出力電圧 音圧比  
200W 40.0V 0.0dB 200Wを基準するとたった3dBの違いです。
100W 28.2V -3.0dB
50W 20.0V -6.0dB  
20W 12.8V -10.0dB  
10W 8.9V -13.0dB  
2.0W 4.0V -20.0dB  
1.0W 2.82V -23.0dB 皆さんが(90dBのスピーカで)聴いているレベルは、大きい音でこの程度です。
0.1W(100mW) 0.89V -33.0dB  
10mW 0.28V -43.0dB  
1.0mW 0.086V -53.0dB ひずみ測定限界
0.1mW 28.2mV -63.0dB まだまだ聴こえる音です。
0.01mW 8.9mW -73.0dB これでも聴こえます。
0.001mW 2.82mW -83.0dB SPに耳をつければ聴こえます。
0.0001mW 0.89mW -93.0dB 優秀な真空管アンプの残留ノイズ
0.00001mW 0.282mV -94.0dB トランジスタアンプの標準ノイズ
0.000001mW 0.089mV(89μV) -104dB  
0.0000001mW 28μV -114dB MASTERSのアンプの残留ノイズ

周波数特性
【図1】 周波数特性

ひずみデータ
【図2】 ひずみデータ

バッテリー電源で動作させたときのひずみデータ
【図3】 バッテリー電源で動作させたときのひずみデータ


コンパチブル・プリメインアンプ MASTERS AU-700BD

最近販売を開始したコンパチブル・プリメインアンプ“MASTERS AU-700BD”についてお話しします。

その構成はパワーアンプダイレクトで、RCA入力、3系統に対応するものです。

2009年12月頃から試聴機貸し出し依頼されていた方がいらっしゃったのですが、大変お待たせしましたが、やっとこのアンプでマスターズのBA225系のサウンドを聴いていただけることになりました。

このアンプは、バッテリーと商用電源のどちらでも動作するようになっています。

まずは、商用電源で聴いて見て、更にバッテリーで聴いてみるのも、ご負担のかかる金額ではないのでよろしいかと思っています。

私自身、昨日から仕事をしながら聴いてみると、分解能にすぐれ、さわやかで、きついところがなく、それでいて、鮮明、切れ味もGOODです。けれども、製作者が自己陶酔で語ったところで、その訴求力は知れています。

とりあえずは、1週間程度であればお貸しできますので、ご希望の方は、是非ご連絡をください。費用は送り返す時の送料だけご負担いただいています。

バッテリーは重いので梱包の手間や送料負担もそれなりにかかりますので、バッテリー電源のご購入を計画されている方に限らせてください。
商用電源で動かすのは、別売の電源BOXを一緒にお送りします。

是非、この機会をご利用下さい。
近郊の方は、せまく綺麗でないですが、当方の工房でいろいろなアンプのサウンドで聴いて、差異を確かめていただくこともできます。
このアンプは、既に休み明けに1週間の貸し出しの予定があり、5月12頃に戻ってきます。

ご興味をもたれた方は、お問い合わせフォームやお電話でご連絡をいただければと思います。

MASTERS AU-700BD

MASTERS AU-700BD

MASTERS AU-700BD


ブログのホーム


Copyright © 2003-2017 ISHINO LAB. © 2003-2017 MASTERS All rights reserved.

Valid XHTML 1.0 Transitional  Valid CSS!   Microsoft Internet Explorer  Google chrome  Mozilla Firefox